チータ
このノートについて
1:我々にとって有利な情報が入手できたら書き記す
2:ファウード等について気付いた点も書き記す
3:万が一アレに見つかっても大丈夫な様に、アレらの名は出さない事

よろしく


エスカルロ
残念だけど今日はとくに発見なし


カーズ
外に出ている時にすぐ近くを飛行機が飛んでいるのに気づく。こちらに気づいた様子はまるでなし。やはり例の魔法の装置とやらが働いてるのかしら。
それ以外特に収穫なし。
三人だけではやっぱり得られる情報に限りがあるので、他にも協力して貰う事にしました。


ベルン
何だか場違いな気もするのだが…お邪魔する。
どうやらどこかに抜け道のようなものがあるらしい。前にキースがそれらしきことを大声で言っていた。要事実確認。


キース
おお何だあのことか!ヤツがチラッとそれっぽいことをいっていたのだ!ブザライとよくいろんなところをさがしているが今のところ発見できていない。まあこれからもっとさがしてみるので楽しみにしておけ!


ジェット
面白そうだな。情報交換か、カッコイイな、諜報部員か何かになったような気分だな。 ところで俺はアレの杖がほしい。きらきら光る宝石がすごくいい。今度スキを見てさわってみたい。
そろそろギャロンが刃を磨く時間だ。


ギャロン
ジェットから交換日記だと渡されたが…本当にそうなのか?
何を思ってこんな事を?
ジェットがきらきらした目でずっとこちらを見ているのでろくに前ページも読めん。 一体何を書けばいいんだ。
今日はいつもの様にブレードを磨いて体がなまらんように運動。
ジェットがアレの杖が欲しいとか言って奴に近づこうとしたので焦った。
ジェットよもう少し慎重になってくれ・・・


ファンゴ
最初のページと終わりのページをてらしあわせてみると、どうも内容にズレが生じている気がするんだが…じっさいどうなんだろう。
今日は一日中アドラーと勉強、術の特訓をしていた。全ては王になるためだが、その前に、少しでもあいつに確実に勝てるようにしておかなければ。キースも変な歌うたったりして遊んでる場合じゃないと思う。
あいつはどうやってファウードをあやつってるんだろう?
今度もう少し注意深くかんさつしてみよう。


アドラー
ファンゴから回されたが…やはりこのノートは途中から趣旨がずれているように思う。
とりあえずチータの提案に沿って書こう。
先日ザルチムと少し話をしたんだが、どうやら彼はファウードの体内に入ったことがあるようだった。
それともアレから話を聞いたのだろうか?
どちらにしろ彼は僕達よりもファウードについて詳しい事は確かだ。
今後また情報を聞き出したい。

ところで話は変わるのだけれど、今度気分転換に皆でお茶会でもどうだろう?
ファンゴがいるから温かいお茶をいれられるし、僕もクッキーやケーキならご馳走できる。
毎日慣れない環境、張り詰めた空気の中で過ごすのもなかなかにストレスになるのじゃないかと思って。
良かったらいつもの場所で。


ロデュウ
チータがいってたやつはこれか?さいきんどいつも何を、かいてるのかとおもったらこれだったのか何かきゃいいんだか
パピプリオたちにもファウード内をさがすようにいってるがあいつらじゃタヨリねえ。今度とんで上からみてみる

(チータ注:コンマの位置が変。そもそもコンマ自体少なくてとても読み辛い。ピリオドも打ちましょう



(ロデュウ、広間で堂々とこれを書いていた為、実に運悪くバニキスに発見される。挙句取り上げられる)
(前頁まででリオウ達に知られてはまずい内容のものは大急ぎで破って捨てる)




バニキス
何だ近頃こそこそ何か書いてると思ったら、面白そうなことしてるじゃねえか。勿論俺も仲間に入れてくれるよな?:-)
お姫様のお手製料理もぜひ召し上がりたいものだ。

リオウのブラッシングをしていたら毛が抜けた。そろそろ毛が生え変わる時期か。リオウの髪の毛はふわふわしていて気持ちがいい。リオウも気持ちがいいのか、ブラッシング中は眼を細めたりしたりなど表情の変化が楽しい。抱きつきたくなる。
一時間ほどでブラッシング終了。もっとしたかったがリオウに怒られた。全くあいつは本当に器が小さいな。
いつもながら暇なので、ラウシンと遊ぶとするか。ラウシンと遊ぶのはとーっても楽しい。


リオウ
何を考えてこんなものを回しているのか知らぬが貴様ら如きがどう馴れ合った所でどうにもならん。
好きなようにさせておいてやるがあまり弛む様であれば即刻止めさせる。

バニキスの好きなところ
人間の癖に人間味の欠片も無い性格。
(※リオウはバニキスに「これはパートナーの好きなところを書くノートだ」と無理矢理書かされました)


ラウシン
(※ラウシンもバニキスに無理やり渡される)

皆へ→まず謝罪しておく。おそらくこれは元々おれ達が加わるようなものではないのだろうと思う。実に申し訳ない…
バニキスへ→おれはお前がそばに来ると不快さしか覚えない、いちいち近寄ってくるな!それと最早慣れてきたようなもんだが、文章がリオウまみれで気持ち悪いぞお前。
※以下中国語(全く不愉快極まりない…)


ザルチム
ラウシンから渡されたから書くが何を書いていいか全くわからん。
とりあえずバニキスに言っておく、ラウシンを困らせるな


注釈
(ザルチムからチータらに返され、何故ザルチムが?と訝しげに内容確認して驚愕。
何故バニキスや果てはリオウまで書いているのか、とりあえずバニキスの前に書いていたロデュウに事情聴取。
不都合な所は破ったからまあいいかと報告を忘れていたロデュウ、皆にどつきまわされる。
こうなってはもう情報交換と言うわけにもいかず、開き直って本当に交換日記をすることに)

注釈2
(何故リオウまでこのノートに書いているか?
 何故リオウはこんな事(バニキスの好きなところ)を書いているか?
 との会議が開かれたが、満場一致で「バニキスの所為」)


チータ
バニキス気持ち悪い。

このノートを見て幼いファンゴがしっかりした文章を書けているのに、ロデュウは…とちょっと改めて不安になったから、今日は彼に本を読ませてみた。

哲学書:開いた途端に「これはどこの世界の言葉だ?」と言って1行も読めない。不安だ。
古典:「意味が解らん」と言って1ページも読めない。不安だ。
小説:1ページ読む間に「これはどういう意味だ?」「これは何て読むんだ?」と十回以上訊いてきた上に読むのが面倒と2ページ目で放棄。不安だ。
詩:「こいつらはバカか?」と情緒も何もない感想。どうしよう。
絵本:思案の末読ませてみたがどうやらこれなら大丈夫だったようで、語句の意味や読み方の質問も二回ほどしかなく(まあこれもどうかと思うけど)最後まで読めた。
当面はロデュウに絵本で勉強させようと思うから、皆あたたかく見守ってあげてね。

それからリオウへ。
多分あなたバニキスに騙されてる。


ロデュウ
バニキスのヤローは本当にリオウリオウうるせェな。いつものことだが文章で見るとさらに気もちわるいな。

今日はチータに本をよまされた。まったくなんだってこのオレ様がこんなもんよまなきゃいけねえんだ。体をうごかしたいそとにでたい。アリスって女はなんでウサギなんざ追いかけたんだ?よっぽどうまそうだったのか。人間界のウサギは時計もってるのか。

(チータ:ピリオドは打てる様になってるけど、まだコンマが足りなさすぎる。絵本をよく読んで、文章の書き方に注意しましょう


エスカルロ
こんなところでまでのろけてんじゃないわよバニキス、気もちわるい。

ロデュウはもうちょっと本のよみかたをかえたほうがいいんじゃない?
アリスはわたしママによくよんでもらったからおはなしちゃんとわかるの。
こんどまたわたしがロデュウによんであげようか?

今日はわたしとジェデュン、アドラーとファンゴでおちゃをのんだ。
アドラーのおちゃとクッキーはとってもおいしい。
みんなでおしゃべりしてたら、やっぱりジェデュンが「ヤンコ」としかしゃべれないのがすごく残念!
ジェデュンでもおしゃべりできたらいいのにな。


ジェデュン

や ん こ

ジェデュンにもかいてもらったんだけど、
やっぱり字もむりみたい・・・
エスカルロ


ブザライ
何を書けばいいものか…
参考に今までのページを読んだが、バニキスはいつもの事ながら気色悪いな。
ロデュウ・・・もっと勉強しろ。

今日のできごと
・キースらとコンビネーションの特訓
・キースの第九を無理に聴かされた。
 もう勘弁してもらいたい


カーズ
ラウシン…気にしないで、貴方が謝る事ではないわ。こういうことはあまり好きじゃないかもしれないけど、この機にもっと貴方やザルチムのことも知りたいので、せっかくだから楽しんで。
バニキス…文章まで気持ち悪いってどういうこと。
ブザライ…そうそう、そういうことを書いていけばいいのよ。
キース…ブザライと遊ぶのはいいけれど、あまり困らせないでやってね

私信ばっかりになってしまった。
今日は私も体がなまらないように一人でトレーニング。今度誰かに相手になってもらいたい。


ギャロン
バニキスのページは気色悪くて冷や汗が出たぞ。
顔文字とやらが更に気色悪いな。
それとお前ジェットによくちょっかいを出してるようだがジェットに近づくな。
今日もまたジェットを連れてどこかへ行っていただろうああもう本当にジェットに触るんじゃねえ!


ジェット
バニキスは本当にリオウが大好きなんだな。
今日はバニキスに光る玉がいっぱい浮いている部屋に連れて行ってもらった。あの部屋は凄くいい!天井もとても高くて、つくりはまるでちがうんだが教会のようなふん囲気だった。また行きたい。ギャロンも来ればいい。
(※自分をおいて楽しい場所に行っていたのでギャロンが怒っていると思っている)


ベルン
ブザライと遊ぶ――特訓だと言っていたが私にはそうは見えない――ので手が離せないからと、キースより渡される。私も余り書くことはないのだが。
それにしても何かの挨拶のごとく気持ち悪いを連発されているバニキスは、ある種の才能ですらないかと思える。

ファウードの住居となっている建物は、どれも本当に美しい造りをしている。魔界の建築・デザイン技術は素晴らしい。以前より考えていた事がある。一度で良いからとても高い所から落ちてみたい。落ちる感覚と、落下していく時に見える空はどんなものか、是非とも体感してみたいのだ。これはきっと今までにない作品のアイデアになるだろう。だから近々、魔物の誰かの手を借りてファウードの城の上から落ちてみたい(勿論完全に墜落する前に助けても欲しい)。ロデュウあたり、時間はないだろうか?


バニキス
皆の反応が実に愉快で俺は大変嬉しい。
ラウシンさんが母国語で何か書いてるが、何だ俺の事が好きとでも言ってくれてるのか?
(※後からこれを見たラウシンに思い切り斜線を引かれる。愚痴を書いても解読できないだろうと思っていたラウシンだったが、これを見て寧ろ逆効果だと悟り諦めの境地に入る)

ロデュウ様はかわいいごほんでおべんきょうちゅうのようだが、哲学書はまず読まない方がいい。あれは狂人共のうわ言集だからな。何なら俺の本を貸してやろう。この人間界を一週間で無から作り出すところから、世界の成り立ちを面白おかしく解り易く書いた本なので、お前でも理解できるだろう。俺のお気に入りは黙示録だ。

昼頃リオウが仮眠をとっていたので寝顔観察。一時間でも眺めてられたが約3分後にお目覚めときた。一緒に昼寝しようと誘ったが冷たくされる。不満。一人で寝る。


リオウ
皆の者の言う通り本当にバニキスの文章は気色悪い。
更に俺にこのノートの内容を逐一読み聞かせてきて鬱陶しい。
(※自分に不都合な内容―バニキスに騙されている等―を省いて読み聞かせる事によってリオウに知らせないようにしている。
のでリオウはバニキスに騙されたまま)


今日バニキスとした事。
・バニキスが梳かせろと煩いので毛を梳かせた。
 やたらとひっついてきて鬱陶しい。
・風呂に入った。広い浴槽でやたらとひっついてきて鬱陶しい。
(※リオウはバニキスに「今度はオレと今日した事書くんだ」と無理矢理書かされました。
今までの内容からそんな事を書くノートじゃないと解り得ようものですが、バニキスの朗読なんざ聞き流しているので気付きません)



アドラー
最初に言っておく、バニキス、お前がノートを渡しに来るな!
渡しに来るなら普通に渡せ!!
(※ノートを渡されるついでにセクハラされたらしい)

バニキス以外の皆には失礼した。
ラウシン
気にしないでくれ。カーズ同様僕も貴方達の事がもっと知れたら、と思うから大歓迎だ。
ザルチム
こういう事は好きではないかもしれないが、簡単でいいからその日の出来事や感じた事等を書いてみたらいいんじゃないだろうか?
チータ
良かったら僕もロデュウの勉強に協力するよ。
ロデュウ
読書は本当に色々と力になるものだ。
続ければきっとお前の助けになる。
エスカルロ
有難う、お茶とクッキーを褒めて貰えて嬉しい。
またいつでもご馳走するよ。
ジェデュン
とても可愛らしい字だね。エスカルロと同じく、本当に、一緒にお喋りできたらいいのだけれど。
ブザライ
あの第九は僕も許せないな…
カーズ
君の身体能力は本当に凄いと思う。良かったら今度僕にも教授願えないだろうか?ファンゴの足手纏いには絶対になりたくないからな。
ギャロン
お前もあいつに苦労しているな…いや皆苦労しているか…
ジェット
興味深い部屋だな、僕も見てみたいものだ。バニキスと一緒に、というのは絶対に嫌だけれど。
ベルン
落下を自ら体感なんてしたら、きっと素晴らしいアイディアに活かされるだろうな。そうそう体験するものではないから。その体験がどんな作品になるか、楽しみだ。
バニキス
お前の文章はリオウのことか嫌がらせかで構成されていて本当に気色悪いな。
お前にはお茶もケーキもクッキーもご馳走なんてしないからな。
リオウ
まさか・・・一緒に入浴しているのか?バニキスと一緒に?

皆への一言だけで随分長くなってしまった。
暇を持て余しているからついつい長々と書いてしまう。
けれど有り余った時間をこれに費やせる事を考えれば、結構いいものだな交換日記と言うのも。
今日はファンゴと一緒に家々を見て回っていたら、ピアノを見つけた。
嬉しくて拝借させて貰った。音楽はやはり僕の人生に必要なものだ。
以前からしている事だが、ファンゴに人間界の歌を教えたらいつもの様にすぐに覚えた。
呑み込みが早くて教え甲斐がある。
またいい時間の使い道が見つかって嬉しい。


ファンゴ
よく分らないがバニキスの日記は、みんなが書いてるようになんだかいやな汗が出てくる。それと、アドラーのいやがることをしたらゆるさないからな!

外の水路に行ったとき、ぐう然リーヤと会う。パートナーはいなかった。少し話をする。それだけでもまっすぐな性格のヤツだろうということがわかった。なんだか、うまく説明できないけれど、悲しいような苦しいような気分になった。おれはすごくアドラーの顔がみたくなって、部屋にかえる。アドラーがおかえりと言ってくれただけで、ものすごく嬉しかった。アドラーの歌やピアノが大好きだ。

この日記は人間界の言葉の練習にいいと思う。ロデュウももっと勉強したらいい。学ぶことは生きることを豊かにすると、アドラーが言っていたから。


ザルチム
アドラーの言うとおりこういうのは苦手なんだが、まああんたのアドバイスに従ってみるよ。
とりあえずバニキス、冗談でもラウシンがあんたの事好きだとかふざけた事書くな
(※怒りのあまり殴り書き)
リオウは…お前、バニキスとフロに入ってるのか・・・!?

今日はラウシンにショーギを教えてもらった。おもしろい。
午後はキースにせがまれて影絵を見せてやった。
影絵は好きだからまあいいんだが、やたら人が集まってきてびびった。
ああいうのは苦手だ。まあフユカイってわけではねえんだが。


ラウシン
ここで言っても仕方がないが、バニキスが毎日毎日うっとうしい…他の奴らにもまんべんなくちょっかい出してるようなのに、本当にヒマだなお前は。あとリオウ…お前よくバニキスと……考えただけで呼吸困難になりそうだが…
それはどうでもいいとして、これにおれ達も加えてくれて感謝する。ザルチムもいつも皆と関わろうとしてないので、少しだけでも交流になればいい。ザルチムは初心者ながら将棋がかなりの腕前なので、誰か対局してやってほしい。…と言っても、皆将棋自体なじみがないだろうか。


ロデュウ
バニキスが、おしつけてきた本は、わけがわからん。はじめに言葉があったとか、何が言いてえんだかサッパリだ。1ページ目で、もうねむい。
あとベルン、おまえホントウに、よくリカイできねえことがしたいんだな。そのていどで、良いんなら、協力してやるけどな。

(チータ:その心意気は評価に値するけれど、今度はコンマが多すぎます。バカの一つ覚えと言われてしまうわよ。もっと絵本やここのみんなの文章を読んで、文語の書き方を学ぶ事


チータ
バニキス
日記の内容がいちいち気持ち悪くて不愉快だけど、ロデュウに聖書を貸してくれたのはいい勉強になると思うわ。
まあでも貴方が聖書好きだなんて気持ち悪いわね、冒涜だわ。
リオウ
そういう事は他人に言わない方がいいと思う…
アドラー
有難う、是非ロデュウに色々教えてあげて。
ちょっと言っただけでは聞かないし解らないから遠慮なく厳しくしてあげて。
強さだけでは生き残れないから。
ザルチム、ラウシン
ショーギはやった事がないから今度私にも教えてくれる?

今日はリオウに言われてロデュウと一緒にレインという魔物の所に行った。
ロデュウにはこういう役目は不向きかと思って、パピプリオ達に話をつけに行って貰ったんだけど、良い返事は貰えなかったみたい。
パピプリオ達に彼の監視と勧誘を任せて今日はとりあえず帰ってきたけど、いずれ実力行使になりそう。
でも彼をここへ連れて来ても、皆の殆どとは気が合わなさそうだと思う。


バニキス
ザルチム君やギャロン君は、俺が君達のパートナーさんと仲良しな事が何かお嫌なんですか?一緒に遊ぶか?

ロデュウ、お前の頭に光あれ、だ。本当に莫迦なんだな。そこも可愛いが。 だが世界の常識と言うのもあるが、聖書は本当に読んでおいた方が良いぞ、何せ傑作だ。俺なんか特に黙示録の辺りは空で言えるぐらい読み返している。御使いが7つのラッパを吹く件なんて最高だ、たまらねえ、その光景を思い浮かべるだけでゾクゾクする、震えが走る。
ほんがよめないのなら、こんどおれがきかせてあげようか?神話の事も教えてやる。



(※カーズの部屋に勝手に入ったバニキス、机上のノートを発見。勝手に書き込んでいく。
その後ぶらぶらしていた所を、部屋に戻ってきてノートを見たカーズに捕まり関節技を極められる)




カーズ
怒りで言葉が出ないと言うのは、こういうことでしょうか…もう、何と言っていいのか解らないけれど、
バニキス次に部屋に無断で入ったらあんたの体がどうなろうと私は責任を持たない。 と言うか無断であろうがなかろうが、二度と私やブザライの部屋に近寄るな。
(※この辺りで一度ペンの芯が折れた形跡あり)

気分を切りかえて。
数週間ずっとここにいるので、今世の中はどうなっているかとこの頃よく思います。新しいCD沢山出てるんだろうな。
そうだ、アドラー、歌は私も好きです。貴方と私の歌はジャンルが違うでしょうけど、今度ご一緒しても良いかしら?格闘技なんかについてもその時に。貴方の場合はあまり力を必要としないサブミッションの方が向いてると思います。
さてロデュウ達も帰ってきた所で、明日ベルンがいよいよ例の「落下」をやろうと今から大ハリキリ。その創作意欲や探究心はすばらしいと思うし、私にはとてもマネできないけど、いつか本当に命を落としかねない勢いなので心配よ。程ほどにね。

チータ、エスカルロ…今度また3人でお話しましょうね


ブザライ
バニキス…カーズの部屋に勝手に入ったというのは本当か…?
次にそんなことをしたら(この辺りで怒りの余りページが破れた様で、解読不能)

今日のできごと
・キース、ベルン、ロデュウ達と、明日のベルンの落下の計画について話した

しかしここはヒマだ。外へ出て戦いたい。


キース
外にでていけるロデュウやザルチムがうらやましいぞまったく!私たちも出せ!リオウのケーチリオウのケーーチ!!
明日のベルンがやるやつが心配だ。一度ああなったらベルンはとめてもきかないからな。ロデュウ絶対しっぱいするなよ!


ベルン
(※以下興奮の為、無意識に全文ドイツ語。走り書き状態)

(ああ神様!何ということだろう、ああ、素晴らしい!まだ手がふるえている!全力で走った後のように心臓がうるさく呼吸が苦しい、涙もまた出てきた。あの風オレの体を全て包んでいった、通りぬけたあの風、空!空!空!遠ざかっているはずなのにむしろ逆に空へ近づいているかのような感覚、天国へいくというのはこんな気分か?
ああダメだとても言葉でかきとめられない。スケッチ帳にもかいておかなければ。これだこれだこれだ。叫びだしたいしょう動が何度もオレをおそう。たまには映像のためのストーリーを作るのもいいだろう。オレが味わったあのすばらしい空を表現できたら、どう映像にすればいいのか。ああなんて楽しいんだ。すばらしい、すばらしい!)


ギャロン
昨日のベルンの喜びようは見てておもしろかった。
あまり何考えてるかわからんヤツだからあんなにはしゃぐのを見てちょっとおどろいた。
だがそれを見て今度はジェットが自分もやりたいと言い出した。
あの様子じゃほんとにやりかねん。不安だ。あぶない。ひやひやする。


ジェット
ベルンの日記が読めなかったのでギャロンに読んでもらった。喜びようがよく伝わってくる。ますます俺もやりたい。俺はベルンのように映画を作ったりするわけではないが、そういう体験は一度はしてみたい。
バニキスはよく俺の部屋にも入ってくるが、確かに女の部屋に入るのはちょっと問題だな。アメリカならそれでもう訴えられてるぞ。

カーズの言うようにここしばらくこもりっぱなしなので、気分転換もかねて森を散歩。気持ちがよくてずっと歩き回っていたら、うっかり迷った。入ったところとまるで反対の場所から出てきてしまい帰るのに時間がかかった。だがあそこはよかった。ここは本当におもしろい。


アドラー
先日のベルンの実験は、見ていてとても楽しかった。
だってあのベルンの様子と言ったら!
普段は感情の掴めない表情―悪い意味ではない、念の為―なのに、あの時のベルンは心の内がありありと解る表情だった。
あまりの興奮の仕様に、僕まで胸が躍った。
更にロデュウに幾度もまた実験の協力を求めて―面倒くさがっていたけれど仕舞いには投げ遣りな様子で要求に応えていたロデュウも面白かったな―、何事かを猛然とメモしていたベルンの、あの研究熱心な様はとても感心する。本当に映画を愛しているのだなと思う。
あの体験の映像化が、心より楽しみだ。

ところで今夕暮れ時なのだけれど、ここからの眺めは素晴らしいな…
複雑な気持ちだ、世界を滅ぼせる魔物の頂上で、世界の美しさを心底から感じている。

ファンゴ
ありがとう、僕も本当に本当に、お前が大好きだ。
お前がまたそんな気分になったら、どうか抱きしめさせてくれ、その気持ちを取り除けるよう。
ザルチム
お前の影絵は本当に見事だな。魔物の力には、時折酷く惹かれる。
皆も同じだと思う、だから集まったのだと思う。
ラウシン
チェスなんかは僕も好きだが、ショーギは未経験だ。チータと同じく今度僕にも教えて欲しいな。
ロデュウ
聖書は人生の助けになるから、何度も読んで欲しい。
チータ
ロデュウもだが、遠出ご苦労様。
なるべく穏便に事が運べば良いのだけれど。
バニキス
お前の聖書の読み方は冒涜だ!
カーズ、ブザライ
一度や二度くらい酷い目にあわせても足りないくらいだと思う、バニキスは。
キース
暇なら一度第九について指導させてくれ。
ベルン
本当に喜んでいるな!僕まで嬉しくなる。作品が楽しみだ。
ギャロン
確かに不安だが、ベルンの時もちゃんと成功したし、一度くらいやらせてあげても良いんじゃないだろうか?
ジェット
迷ったままになりはしないかと心配だ。
ヘンゼルとグレーテルの様に目印をつけて散歩して欲しい。魔女に捕まる心配はないからその点は安心だが。


ファンゴ
バニキスは、そういえば前にもおれとアドラーが部屋にいた時いきなり入ってきたな。ノックをするのは礼ぎだ。それだけならまだしも、女の人の部屋に勝手に入るなんて、信じられない。
アドラーへ
おれのほうこそ何十回言っても言いたりない、本当にありがとう。アドラーがパートナーであることをほこりに思う。

あさって、ロデュウ達はまた出かけると言ってた。
ファウード復活も、いよいよ近くなってきた。必要な力はあとどのくらいなのだろう。


エスカルロ
バニキスのへんたい!

今日はチータとカーズとおしゃべりしてた。
やっぱりおしゃべりはできないけど、もちろんジェデュンもいっしょ。
おしゃべりできないけど、ジェデュンもたのしかったみたい、わたしにはわかるの。
パートナーのはなしになって、わたしがジェデュンのこといっぱいほめたら、すごくてれてて、かわいかった!ジェデュン大好き!


バニキス
カーズちゃんからいじめられた痕がまだ痛い。しばらく満足に歩けもしなかったしリオウのブラッシングもできなかったじゃないか。酷いな責任とって欲しい。お詫びとしてキスぐらいくれて、優しく看護して貰いたいものだが。
それから部屋に入った事について、カーズちゃんといい何やら皆さん色々仰ってるが、何にそんなに煩く言ってるんだ?俺には理解出来ない、そんなの何て事ないだろうに。 俺はよくラウシンが寝てる時にも潜り込んだりしてるぞ。(※後からラウシンにマジックで消される)それに風呂にしたって普通一緒に入るだろうが、お前らは入ってないのか?何なら誰でもいいが今度一緒に入るか。

今日も曙の女神が美しかった。
城から外の景色を眺めるのが非常に好きだ。あれだけ大きなものである大陸が、このファウードの上からだと虫けらの様に小さく見える事がこの上ない快感だ。手をかざしただけで握り潰せそうだ。
リオウと一緒にファウード復活後の事を話していて、朝から気分が良かった。きっとこいつはテュポンの様になるだろう、封印を破壊する日が待ち遠しくて堪らない。
いつも不規則だが、今日は珍しく「朝食」を朝に摂る。ちょうどラウシンも起きていて良かった。だがやはり東洋の味付けは舌に合わない。いい加減俺好みの味を覚えて頂きたい。
リオウに食べさせてやろうと思ったのに、自分で食えると怒って拒否される。酷い。リオウはもっと俺を大事にするべきだ。


リオウ
(※バニキスが勝手に設定した項目)
■ファウード復活後は俺と何をする?
お前とする事は何も無い。
(※リオウは自分と一族の事で頭がいっぱいの為)
(※これを見たバニキス、著しく不機嫌に)


■一緒にお風呂についてのリオウ様の考え
何故わざわざこのような事を?人間界ではそれが普通なのだろう?
(※バニキスにより植えつけられた嘘常識)
だがひっついてきて鬱陶しい。いつもの事だが。


ラウシン
バニキス→解ってないようなので言っておくが、おれはお前達の専属コックでもなければ家政婦でもない。メシぐらい自分で作れるようになれ。仮にも大人が恥ずかしい。 それに東洋人と西洋人の味覚は根本的に違うものだしおれはプロの料理人じゃないんだから、少しぐらいガマンしろ。あと部屋にはフツウに入って来いわざわざいつも気配を消して
ああもういい今度口で言う。(※バカらしくなったのか投げやりな筆跡)
それとリオウ、おれでもいいが、今度バニキス以外の人間に本当の常識を教えてもらえ。

アドラー→バニキスの馬鹿の後だとお前の言葉は本当に心を落ち着かせてくれる。だがお前もファンゴも、その生真面目さがいつか足かせになりはしないかと少し案じる。おれみたいな人間の余計なおせっかいだが。

つけている記録が正しければ、そろそろ三月だろうか。早いもんだ。ここに来てから時間の感覚がマヒしがちだ。


ザルチム
バニキス
メシくらい自分で作れ。作れないなら草でも食ってろ。ラウシンをわずらわせるな。
(※リオウもラウシンに飯を作らせているのだがバニキスのうざさばかりが目立つので忘れている)
リオウ
まあお前がそれでいいなら何もいわんがね…

今日森をぶらついてたら信じられんカブトムシを見つけたただのカブトじゃなくてヘラクレスだすげえぞこれはすげえ
(※興奮のあまり殴り書きに近い)
しかも海を見てたらクジラが見えたしおふいてやがった
今日はいい日だすげえもんを二つも見れた
(※全体的に興奮の為字がいつもより荒れている)


ロデュウ
バニキスの、前の文にマジでせすじに悪寒が走った。トリハダもたった。言葉だけでこのオレをここまでビビらすとはソンケイしそうになっちまった。
テメエは、本当にいちいちいうことやることがイミわからねえし、寒気がする。しばらくよってくるんじゃねえぞ。
アドラーに、聖書とかいうやつを教えられたが、やっぱりよくわからん。人間はよくこんなモンをよむな。
明日はまた、あのレインのところにもう1回行かなくちゃいけねえ。パピプリオのヤツはちゃんとやってるだろうな。

(チータ:文法や単語等にまだ問題があるけど、大分良くなってきました。次は、この物凄く乱暴な筆跡をどうにかしましょう。解読不能な所さえあります


チータ
本日再びレインの所へ赴いた訳だけど、結果はご存知の通り敗北。
詳細を少し報告。

*パピプリオ達に彼を仲間に引き入れるよう任せておいた。
*様子を窺っていたが、どうやら彼らだけでは駄目な様だったので、私達が前線に。
*レインの他にパートナー共に年若いと思われる電撃の術の魔物がいたが、脅威を感じる程の力ではなかった。
*レインの力は圧倒的なもので、予想以上だった。あの力さえあれば確実にファウードを復活させられる

結局敗因は純然たる実力差―本当にあの力は凄絶だった―だと思うが、しかしロデュウがもう少し冷静だったならまだどうにか可能性はあったのでは?とも考えられる。
チェスなどでもそうだけど、当人同士でない立場から見ていると、しくじりや敗因がよく解る。
ロデュウ、常々言っている事だけど―そしてもういい加減言い飽きたけど―貴方はその逆上しやすい性格をどうにかするべきだわ。
そう簡単に冷静さを失っていては勝てる戦いも勝てやしない。
確かに今日は力の差が凄まじく、負けても仕方がない戦いだったけど、今後はもっと冷静に。

カーズ、ブザライ
私もアドラーと同じくバニキスはどうとでもしてやったらいいと思う。


ロデュウ
クソオオオもうすこしだった!!レインもパートナーのガキもクソッタレムカツクヤローどもだった!キンパツのチビもうっとうしいチクショウチクショウ!あいつのジャマがなけりゃもうちょっとうまくいってたはずだ。あー思い出したらまたムカムカしてきた


(チータ:コンマとか文法とか以前の問題。字が汚すぎて読むのにとても時間がかかりました。文を書く時は冷静になってからにしましょう


(※ロデュウの奴どんな事書いてるだろうな、と非常に性格の悪い発言をバニキスがした所、よしノート取って来い、とリオウが同じく性格の悪い発言)
(※ロデュウの部屋に勝手に入ったバニキス、ノートを盗ってくる)
(※二人ともゲラゲラ笑いながらノートを読み、書き込む)



バニキス
アーーーハハハハ!!
失礼、ロデュウ坊やの日記が実に面白くて!
いやロデュウ様、大変不憫でいらっしゃる、僕でよければ慰めて差し上げましょうか?自信満々でお出かけした結果がこれとはね、何ともよく出来たスラップスティックじゃないですか。楽しませて頂いた。ペンを持つ手が震えている、有難う。
しかも聞いた所によると可愛い可愛いチータちゃんに担がれて退却したとか。その愛すべき姿をぜひこの眼で見たかった!己の無様さを恥じる余りとんでもない行為に走らない事を切に願う。あまり悲観しない様に。大丈夫、Analects of Confuciusという書物に「過ちを改めない事こそ本当の過ちである」という有難い言葉がある。そのどうにも理性的でない状態になりがちな性格を直し、もう二度と今回のようにズタズタのボロボロに大敗しなければいいだけの事。簡単だろう?幸運を祈る。

それとザルチム君が俺に意地悪を言っている。大勢にいじめられて可哀想な俺。助けてくれよリオウ。


リオウ
ロデュウ、確か俺には邪魔者の所為で力を取り逃がしたとか言っていたと記憶しているが如何した事だ?
チータの報告を聞く限りではその邪魔者は邪魔たりえなかったとしか思えぬが。
何をしてそいつの所為で力を取り逃がしたと?
やたらと自信を持っていたからお前には役不足ではないかとも思っていたがそうでもなかった様だな。
いい笑い話にはなったが次は笑えぬぞ。

皆の者バニキスが誰のパートナーか理解しているのだろうな?扱いには注意しろ。
(※あっさりバニキスのウソを信じるリオウ様)
(※バニキスは苛められても全然応えない事を一番知ってるくせに信じるリオウ様)



カーズ
いつもならチータから渡されるこのノート、なぜ今回はバニキスから渡されたのかとても気になるのだけど。
内容を見たら大体想像がつきました。ロデュウは前の奴らの言葉は気にしないことです、もう十二分に分ってるだろうけど、人を不愉快にさせるのが生きがいのどうしようもない相手だから。
それにしてもバニキスとリオウははたから見ていて本当に恥ずかしい。リオウ坊ちゃんはいいかげん保護者の役を終えるべきだ。
あと、ラウシン、まさか彼らにご飯を作ってあげてたの?何てこと。

さて、どうも寝苦しかったので今日は明け方に目が覚めてしまいました。
隣室のブザライもまだ寝てたけど、せっかくなのでその辺りを散歩。みんなまだ寝てるだろうと思ってたら、ジェット達の部屋の前を通るとなにやら話し声。起きてる人は起きてるのね、眠る時間がばらばらなだけかしら?私は未だに時差ぼけです。慣れておかなくちゃね、いつでも体調を整えておかないと。


ブザライ
まさかロデュウが負けるとはな。
そいつと戦ってみたい。

今日のできごと
・カーズに言われてマントを洗タクした。


ベルン
先日は興奮の余り色々と失礼をした。何しろまだあの時の激情が残っているぐらいなのだ。
それにしても、完璧とはいかなくてもこちらの言語体系を勉強なしで習得できてしまう魔物の能力は、羨ましいとともに実に興味深い。理論ではなく、"感覚"で習得できるとでもいうのだろうか?我々が魔界の文字は読めずとも、本に書かれた呪文は理解できるのと同じ様なものであろうか。

このノートを読み返していて思ったが……バニキスが普段の言動に反して、スラングなどもなく詩的表現さえ使って、上等な英語をきれいに書いている事が驚きである――内容やそこかしこにあるシニカルな表現の群れはともかく――とてもあの男が書いたセンテンスとは思われない。
外見にしても表情をなくして口を開かずにいれば、それなりに上品な人間に見えなくもないかもしれないのだから、要するにもう少し、いやかなり落ち着けばましなわけだ。
東洋料理についてであるが、私は好きだ。特に日本料理は絶品である。それに関してはキースが一流なので、機会があればその腕をふるってもらいたい。ことにイモテンにかけては天才的な料理の腕前であると思う。

前にカーズも書いていた様に、近頃世の中はどうなっているのだろう。新しい映画がどのくらい公開されているかと思うと身がよじれる思いである。 私も早く仕事に戻りたくはあるが、魔物の戦いでの経験が素晴らしすぎてジレンマにおちいる。このファウードの探索もまだまだおわっていない。カメラとノートが全然足りない。時間も足りない。無限と有限の反比例ぶりにいつも泣きそうになる。
それとここは電気がないのがどうにも不便である。以前なら夜中までも書き物を続けていたが、ここでは日没が限界だ。人智の及ばない様々な力が沢山あるというのに、電気と言う基本的な生活機能が欠けているプリミティブさが、不便であるが妙に好ましい。
夜になるとほとんど真っ暗なのに、キースはいつでも騒がしい。魔物は我々と違ってあまり休息をとる必要はないらしいが、早く寝ないとザントマンが来るぞ。


キース
そら見ろロデュウ、だから私たちにまかせればよかったのだリオウ!そうすれば今ごろバッチリレインとかいうのをつれてきて、封印はかいに必要な力もあと少しだったろうにな。しかもザルチムによるともうそのレインは魔界に帰ったみたいじゃないか。ハーやれやれロデュウのせいで計画がおくれたな。
お前らの手下のパピプリオたちもだめなんじゃないのか?それならホウガンたちをつれていったほうがまだマシだったかもな。というか初めからキース様に任せておけばよかったのだ!ストレスがたまってるぞ!
退屈なのでぼうけんをしていたらおもしろそうな部屋発見。あそこはごうもんごっことかに良さそうだ。ここは元々の使い道がよくわからん部屋がいっぱいあるな。 葉巻で一服してたらニオイがかみにつくとかなんとかバニキスがうるさくいってくる。私のゆうがな一時だというのにやかましいヤツめ!お前なんかにはいも天は作ってやらんもんね!

ベルン。私はザントマンなんか怖くないといってるだろう!
(※やや震えた筆跡)


アドラー
エスカルロ
きっとジェデュンも君の事が大好きだろうな、見ていて解るよ。
バニキス、リオウ
性格の悪さがここまで如実に伝わってくる文章もそう無い。実力差は致し方無い事ないのだからそこまでロデュウを悪し様に言う必要は無い。
ラウシン
有難う、でも大丈夫だ、ファンゴは強い子だし、僕もずっとこのままの僕で生きてきたのだから。
ザルチム
お前でもそんなに興奮する事があるんだな、意外な一面を知れて嬉しい。
ロデュウ、チータ
バニキスやリオウの事は気にしない事だ。
カーズ
僕も時差に未だに慣れていない。眠れない時はホットミルクを飲むといい、僕もファンゴによく淹れてあげている。
ブザライ
あの大きなシーツは誰の物かと思っていたが、お前のだったんだな。お前が洗濯する姿を思うと微笑ましいね。
ベルン
貴方の映画への情熱には本当に感服する。
キース
いつか日本料理をご馳走して頂きたいものだ。
ザントマンの事だが大丈夫、彼は優しいから。でもあんまりいつまでも騒がしくして寝ないとなると、目玉を抉られてしまうかもな…心配だ。

今日、ファンゴと散歩していたら、チェリッシュに遇った。
ニコルの為に水を汲みに行く所だったらしい。
初めて見た時よりも随分憔悴している様だった。
話をしていると本来チェリッシュはとても気丈な子なのだと思う。
あんな子を見ていると、とても遣る瀬無い。


ファンゴ
最近、この日記でもそうだが、ロデュウはよくからかわれてるな。チータに言われたことを守ってるのか、だいぶ我まんしてるけど、やっぱり最後は怒ってしまう。 でも、特にバニキスからだが、あそこまで言われたら誰でも怒るだろうなと思う。
封印をこわすのに必要な力は最低でもあと2、3体。
レインがもう帰ってしまったそうだから、別の魔物をまたさがさなくてはいけないだろう。おれ達以外で魔物はあとどのくらい残ってるのだろう? ここしばらく、残りの数のお知らせが本に出ていないから、どうなっているのか。どちらにしろそう多くはないだろうが、今の時期まで生き残ってるならば、封印をこわせるぐらいの力が強い魔物ばかりのはずだ。
できることならアリシエやニコルのように、呪いをかけたりせずにここに来てほしいと思う。もうああいうつらい思いをする人間は多くならない方がいい。


ギャロン
今日は女たちが水遊びするとかで案の定ジェットもそれに加わった。
いい年をして誰よりもはしゃぎまわるから長い髪がびしょぬれで、後で大変だった。
それと言っておくがな、私はブレードやらヨロイやらをいちいち外すのが面倒なだけで、決して泳げないわけではないぞ!
ヨロイを着るのは結構手間なのだ、決して水が怖いわけではないからな!


ジェット
ああ水遊び楽しかった!あまり体を動かす機会もないし、いい運動になった。 だがロデュウがいなかったのが残念だったな。まだこの前のことを気にしてるんだろうか。次で名よばん回すれば大丈夫さ。
何度もさそったのに、ギャロンが見学だけだったのも残念だ。ブザライみたいにクツだけでもぬげばよかったのに。
ブザライといえばあんなに大きいのにカーズに手をひかれてたのがおかしかった。
途中でバニキスもきて楽しかった。あれだけカミが長いのに全身ずぶぬれになってて平気だったんだろうか。水しぶきでもっとカミがキラキラとして、カッコ良かった。
ここの水路は凄いな。迷路みたいだ。水路をたどっていくだけでもだいぶヒマつぶしになるだろう。

アドラーやファンゴはなんというか凄い。
呪いをかけられてる連中とは生活している場所も違うし、俺も姿を見かけることは何度もあるが、それだけだ。少しでも会話までしているのは、お前たちぐらいじゃないだろうか。
自分のこういう姿勢がいいのか悪いのか、あんまりよく分らない。


エスカルロ
きのうの水あそびたのしかった!!
ジェデュンがラッコみたいにういてわたしをおなかにのせてくれたの!
ファンゴもあそんでたのはちょっとびっくり。
だって見た目が火そのものでしょ、だから水に平気ではいってるとなんだかおかしいの。
ロデュウもくればよかったのに、いつまでもすねてんじゃないわよ。
ああでもバニキス、何でくるの?せっかくたのしかったのにあんたのせいでだいなし!!


バニキス
さてロデュウ様がまたお出かけだ。今度はうまくできるかな。お利口さんにできたらご褒美をやろう。坊やホラ、そろそろお使いぐらいきちんとできなきゃな?
ここ数日、俺とリオウの間じゃ頻繁にお前の名前が話題に上がっていたぜ。合言葉はロデュウ、だ!
しかしお姫様とおちびちゃんはよくぞそこまで他人の事を気にかけられるな。非常に不思議だ。俺には少しも解らない。良い子ちゃんは苦しいだけだぞ、楽しまないと。神は天に在し、全て世は事もなし、だろ?
それと監督さん、詩的表現とかやめてくれ、詩人は狂人予備軍、つまり奴らはこの世で哲学者の次にいかれてやがる人間なんだからな。俺は単純に神話が好きなだけだ。日本料理もあまり好きじゃないな。まずハシの使い方が面倒すぎる、とてもあんなもので食事はできない。あァでもあんたがあーんして食べさせてくれるなら良いけどな。
そういえば他の皆さんのご住居には電気がつかないんでしたっけ。俺はその様な不便さとは無関係だ。これがリオウ様やこの俺と、下々の者達との違いって訳だ。

そう、神話と言えば、西に生えている恐ろしく巨大な樹。あれはいいな。毎日目覚めて外を見るたび、言い様のない気持ちになる。ユグドラシルの様だ。尤もあれはトネリコだったか?

ファウード復活まであと1週間。
最近目を覚ますのが楽しみでならない。快感でさえある。起きる度にファウードの目覚めに近づいてるんだ、これほど明日が待ち遠しかった事はない!
黙示録によると最後の審判の後に訪れるのは千年王国だ。この状況に実によく合ってるじゃないか?
楽しみだな、リオウ、早く早く遊びたいよな。リオウ、きっと愉快だろうな。


リオウ
今度は呪いをかけた相手なのだからロデュウにはうまくやって欲しいものだな。
しかしロデュウという名前を聞くだけで笑えるな。ロデュウは大したものだ。

ファウード復活まであと少しだ。
だが力がまだ足りない。
アースが素直に俺に従えば円滑に事が運ぶものを。
あんなパートナーより俺を取れば良いのだ。


ザルチム
さすがにもう少しでファウード復活となると、気分が高まる。
わくわくする。


ラウシン
ノートをわたしに来たバニキスがそのまま居座って、二時間近くぐだぐだぐだぐだグチを言ってきてどうしようかと思った。何度か目の前がふっと白くなった…。
アースがどうのとか言っていたが、もうあいつの神経回路がどうなっているか不明な思考はさっぱり理解できないし、できたら終わりだ。
…今までの自分の内容を見返してみて。
何だかおれはバニキスへの文句ばかり書いているな。切なくなった…。

リオウ→よく判らないがどうやらお前が原因のようなので、もう少しバニキスの相手をしてやってくれ。

ファウード復活か。
いよいよなんだな。


ロデュウ
オラみたかリオウにその他のアホども!!

ウォンレイとかいうやつは、ちゃんとつれてきてやったぜ!少しやる気になりゃあ、このくらいオレサマには何でもねえんだよ!この前はジャマが入っただけなんだ! わかったら、2度とオレをバカにするんじゃねえ!

(チータ:今回は文章添削よりも、内容を修正してあげたくなりました


チータ
まずは報告を。と言っても特筆すべき事があった訳でもないのだけど。
ウォンレイと言う魔物はご存知の通り連行に成功。
やはりパートナーの命は大事みたい。
レインの時と比べて割と楽に事が運んだのは良かった。
それにしても中国には初めて行ったけど、なかなか趣があって良かった。
服装も家屋も、これぞ思い描いていた東洋といった風。
チャイニーズゴーストが出てもおかしくない雰囲気で、期待を裏切らない中国の景色だった。
ロデュウは文句も言うけど、連行の役目はいい羽伸ばしになる。
ともあれこれで復活に必要な力も揃いつつある。
皆も言ってるけどやっぱりもうすぐファウード復活となると落ち着かない。


(※ロデュウの奴どんな事書いてるだろうな、と非常に性格の悪い発言をバニキスが以下略)
(※チータの部屋に勝手に入ったバニキス、ノートを盗ってくる)
(※二人ともゲラゲラ笑いながらノートを以下略)



バニキス
おやおや驚いた!やるじゃないですか、ロデュウ様!
てっきりまた失敗して逃げ帰ってくるものと思っていた自分の浅はかさを恥じる思いだ。全く、俺こそが莫迦だったな、深く謝罪する。
そう、ロデュウ、少しやる気になればお前ほどの奴にはこの位の仕事、何でもないよな。この間はたまたま些細な小さな邪魔が入り、完全に成功できよう筈だった任務を運悪く失敗してしまい、計画に少々支障が出た、唯それだけの事。 それも今回の立派な働きで汚名返上。さすがロデュウだ。手放しで褒めてやりたい。君の仰る通り、もう2度とバカにしないと約束しよう。さあ皆もロデュウを褒めてやれ!
お利口ロデュウと違って、アースを迎えにいったホウガンは逆に倒されてしまったらしいな。ミリオンだったか、あいつもそのまま逃げたのか。あいつらとはまだあまり遊んでいなかったから残念だ。
それにしてもレインといいアースといい、何なんだか。大人しく従えばこっちだって紳士的な態度で迎えてやるものを。実に莫迦らしい、抗うから尚更苦しい事になるのに。もっと賢くオポチュニストになるべきだ。

待ち望んだ瞬間まであと4日を切った。今まで通りそれまでリオウの為に尽くせよ、親愛なる手駒共!


リオウ
いや全く、よくやったロデュウ、いい子だ。
お前を莫迦にする者等居るものか。
この俺やあのバニキスが此処までお前を褒めそやすとは、如何いう事か解るか?
お前はそれ程迄に大きな仕事を成し遂げたのだ。
我が呪いの為にパートナーが衰弱しきり戦う事も侭ならぬ、精神的にも立場的にも劣勢の魔物を連れ帰る事等、おいそれと出来る事ではない、そうだな?だがお前は成就した。
そんなお前を莫迦に出来る者など居よう筈も無い。
これからは大手を振るが良い、きっと皆の者もお前に尊敬の念を抱いている事であろう。

ファウード復活迄、後四日。
漸く、此処まで来た。


ブザライ
復活まであと三日。
興フンしている。
落ちついて一日を過ごせん。
戦いたい。外に出たい。


カーズ
先にこのノートを読めてれば良かった。そうすれば、チータがバニキスを追いかけてる時に彼女を何なりと助けてあげられたのに――たとえばあいつの足にスライディングとか、あいつがリオウの部屋へ逃げこむ前に、つかまえてフロントネックロックとか、そういうこと。――
常識とかモラルとか、そういうものがことごとく欠如している人間にこういう風に怒ったりコモン・センスを説いたりするのは、自分自身が滑けいに思えてきてよけい腹が立つ。こちらがどんな、本当にどんな反応をしても悦ぶヤツが相手だと尚更だ。
それにしても、どういう顔をしながらいつもいつもこうも人の神経を逆なでする文章を書いてるのかしら。
ロデュウがなんだかきげんが良さそうだったので何かしらと思ってたけど、これで何となく分りました。リオウとバニキスの言ってることは真に受けないほうが貴方の為よ。

それとこの前水遊びした皆へ。楽しかったわね。気持ちの良い時間でした。水着がなかったのが残念。


真っ黒で空に届くぐらい巨大な、得体の知れないモノの夢を見ます。
今日も真夜中と夜明け、その夢で2度目が覚めてしまいました。
そいつは薄暗くて赤黒い、世界の終わりのような色をした空の下を、ゆっくりひたすら歩いてく。地上の景色はとても静か、何の声も聞こえない。 映像はずっと同じまま。"そいつ"がただただ歩いていく所を私はずっと眺めている。そして、私はそいつの姿を横から見ていたのに唐突に視線が変わり、私はそいつの真ん前にいて、身動き一つせずに物凄くゆっくりそいつに踏み潰されようとするのです。 空から迫ってくるそいつの真っ暗な足をじっと眺めている所でいつも目が覚めます。 フロイトを学んでいなくたって、この夢の意味する所ぐらい簡単に理解できる。
何て身勝手な夢。つまり、こんな夢を見るぐらいなら、そもそも私はここにいるべきでさえないということ。つまり、この夢で私の視線が見下ろす形でなく足元にあるというのは、図々しすぎるということ。
私だって、"そいつ"のクセに。
今更こんな夢を見るというのは、なんて虫がいい人間でしょう。かみつく勇気がないなら歯を見せるな、ってやつ。ブザライと一緒にここへ来た時点で、私はもう十分に歯をむき出しにしているということなのに。
ブザライ、ごめんなさいね、私がこんな事ではダメですね。泣き言を言うつもりはこれっぽっちもありません。私は貴方と共にここまで歩いてきたのだから。
時間は本当にあとわずか。全ては2日後。
つまり、そういうことなのよね。







* * *







全て読み終えた所でチータは静かにノートを閉じた。窓から入り込んできている星明りに、何とはなしに手をかざす。 そろそろ他の者達も集まりだしてきているだろう。自分ももう外へ出ようか。空が遠くから夜明けの色に染まり始めている。
いよいよだ。
この日を迎えてみれば驚くぐらい実感がわかない。だが、あと一時間もしないうちに、封印が解かれる。
その時を前にしてチータは、途中で唐突に終わりを迎えてしまった"交換日記"を読み返していた。彼女が用意したノートだ。彼女の好きな色であり、熟れたラズベリーを思わせる表紙をそっと撫でる。ブザライ、お疲れ様、カーズ、いつかまた会いましょう。
本来ならば、一応今日この日まで続けられていたであろうものだったが、招かれざる来訪者達のお陰で予定されていなかった結末になってしまった。この約二日間というものファウードの内部はやたらと騒々しく、原因である「お客様」達は未だに全員捕らえられていない。欠けてしまった力を補ってくれるならば、是非とも無事な姿でここまで来てほしいものなのだが。
さて、このノートはどうしよう?チータは窓辺に置いた"本"の上にノートを重ねた。このノートでは、実に色々な事を知る事ができた。これがなければまず知りえなかった事も山ほどある。
必要以上、とはこういう事を言うのだ。これを通じてチータは他の者達と、必要以上に仲良くなってしまった。周りは皆敵なのだ。そんな事、全く必要ではなかったのに。けれど――
けれど、少し、楽しかった。
この王を決める戦いにおいて――その目的はどうあれ、これ程多くの者達と行動を共にしたのは初めての事だ。その事実だけでチータは妙に感激めいたものさえ感じていた。奇妙な気持ちを抱きながら生活をしていたものだ。 なのにその上、交換日記、だ。フッと笑ってしまう。いい気なものよね、私達、これからとんでもない事をするつもりなのにね?
何と表すのだろう、この気持ち――ここで生活していた者達の間に流れていた、共通意識。恐らく誰もがそれを感じていた筈だ、今この時も。
奇妙な共犯感覚。
そう、私達は"共犯者"だ。私達はそういう意識で互いに繋がれている。
善を一緒に行うよりも、罪を共有する方が仲間意識が強まるものだ。彼らは全員で手と手を繋ぎあい、最大の罪ともいえるものを、地面に落ちてしまわないように抱えあげている。そしてこれから全員で、せーのとそれを放り投げるのだ。
もう行こうか。"封印"の前に皆が集まりだした。"本"を抱え、少し考えて、一緒にノートも手にとった。こんな感傷を大事に仕舞い込むなんて、何だか私らしくないな。チータは僅かに首を振ったが、すぐに歩き出していた。
さあ、放り投げられた至高の罪は、どんな夢になるでしょう。















交換日記ときたもんだ(爆笑)
まァぎゃぐだしこのくらい良いですよね!シメがちょっとまじめになっちゃいましたが!魔界に帰った彼らが仲良く交換日記してたとか考えると切ないですね(爆笑)
ロデュウ様いじられすぎですいません!かわいいのでついつい!

ほいでこれ実はマイシスターえりちゃんとのリレー作品ですはあはあ
担当は
えり:チーたん・ルンちゃん・ギャロン・アドラー・リオウ・ザルチム・ブザライ
なじ:カーズ・ベルン・キース・ジェット・ファンゴ・ロデュウ様・バニキス・ラウシン
で、ラストの文章はなじが。
回す順番は大体の流れはあるものの、暇な人や目に付いた相手に渡してるので割とバラバラです
あとギーゴーの日記ですが、呪いについてリオウの体調が優れないとかそういう事もまァ書いても良さそうなモンですがリオウが苦しんでるのを知ってるのはオレだけでいい的考えなので(爆笑★)そういう事はチラリとも書きません

以下にそれぞれ担当キャラの文字や文章特徴説明を★ 因みにこれは便宜上日本語表記にしてるのであって、漢字や平仮名の使い分け等についてもあくまで「このひとならこのくらい漢字使えるだろうな」とゆーイメージ目安だとお考え下さい


リオウ
字:下手では無いが荒い
特徴:
日記等見た事も書いた事もない上にこういう事に全く興味が無いので、常に素っ気無く短い文。
バニキスに無理矢理書かされているのでやる気も全く感じられない。 珍しく長い文を書いたかと思えば不愉快な内容だったりする。
漢字は駆使できる。
基本的に他人の内容には全く興味が無いので一切読んでいない。
バニキスに内容を読み聞かされていても聞き流しているので一切記憶に刻んでいない。

バニキス
字:実際の性格とは大違いに、神経質そうな細い字で良筆。
特徴:
基本的に文語だが、そちらの方がより効果的である場合には口語も織り交ぜる。対象をいかに不愉快にさせられるかという事を最大目的とした様な文章。引用も多い。 文章上では淡白にも見えるが、ほぼ全て嫌な笑いを浮かべながら書いている(最悪)
漢字は読みも書きも楽勝

ザルチム
字:ちょっと汚い、中学生男子みたいな字。細め。
特徴:
こういった事は好きではないし慣れていないので堅い文章。
感情や考え、胸の内をありのまま書く事は無い。
漢字は程ほどに使える。

ラウシン
字:汚くはないがややクセのある字。ハネがきつい。
特徴:
普段文章を書かないので大体口語体。ノートはいつもバニキスが渡しに来てその後に書く事になる為自然とグチが多くなる。 それ以外は余り多くを語らない。
漢字はそれなり

ロデュウ
字:かなりの悪筆。一文字のサイズもでかく、常に行からはみ出している。
特徴:
文章とはおよそ程遠い生活を送ってきた為誰よりも稚拙。チータの添削の甲斐もあり句読点については改善されてきたが、全体的にはまだまだ難あり。
口語や文語以前にそういうものの概念さえない。
漢字は小学校低学年レベル

チータ
字:やや丸くて可愛い字
特徴:
あまり口語体ではなく、淡々としている。
報告的な内容が多い。
漢字は難なく使える。

キース
字:コミカルで豪快な字でサイズもバラバラ
特徴:
思った事をそのまま文章にしており、内容も思いついたものを片端から書いている為改行や接続詞は少ない。
漢字はそれなり

ベルン
字:きちっとしているがかなりクセのある字で、殴り書きなどは本人以外解読不能
特徴:
職業柄公式文書に記したり、シナリオチェック等をする事が多いので、多少事務的な文語体。 日記というより興味のある事やアイデアについてのメモ的文章。
漢字は不自由なく使える

ブザライ
字:やや大きめで粗い
特徴:
文章を書くこと自体苦手なので短く訥弁。
漢字は程ほどに使える。

カーズ
字:細くて綺麗だがやや斜体。字間が大きめ
特徴:
「友達への手紙」の様な感覚で綴っている為口語も文語も一緒くた。 その日の出来事については気軽に書き留めているのでフランクな口調。
漢字は大体大丈夫

ファンゴ
字:下手という訳ではなく、年齢相応の少々不器用な字。一つ一つ丁寧に書いている
特徴:
口語と文語の中間。言葉の構成にやや違和感があるが、それはまだ勉強途中の為で今後改善が望める範囲のもの。
周囲の者達や身の振り方について真面目に考えており、内容もそういったものが多い
漢字は自分が使えるものはきちんと全部使っている

アドラー
字:流麗な字。
特徴:
全員の内容を真面目に読んでいて、いつも真面目にその内容へのメッセージを書く。 内容も生真面目な物が多い。
漢字は難なく使える。

ギャロン
字:意外に?綺麗
特徴:
こういった事は好きと言う訳ではないので長い文章は書かない。
その時の気分をそのまま書く事が多い。
漢字は程ほど。画数が多いものは苦手。

ジェット
字:筆圧が強く、大きな力強い字。下手でも上手でもない感じで、少し崩れた書体
特徴:
物事についての感想を率直に述べたものが多い。日記というより感想文のノリ。
漢字はそれなり。思い出せない字は平仮名のまま

ルンちゃん
字:幼さが見て取れる字。大きめ。
特徴:
小学生の絵日記の様な感じ。
漢字は幼いのでそれ程使えない。


06.10.10



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